こんにちはアキです。
キャンピングカーは年々値上がりし、とても高価なクルマになってきていますね。（クレアは乗り出し1,500万円だとか・・・）
我が家のクレアも納車から３年が経過しましたが、とても乗換えはできないので、いまの愛車を大事に乗っていこうと思います。
さて、今回はクレコ家のエンジンオイルの交換についてご紹介します。
素朴な疑問！ なぜエンジンオイルを交換するのか？
エンジンオイルは、エンジンの潤滑・冷却・密閉・洗浄分散・防錆が役割です。オイルが劣化すると金属摩擦によりパワーロスが発生し、燃費が悪化します。 また、金属同士の摩擦により摩耗し、異音や振動が発生する場合もあります。
燃費を低下させることなく、いつまでも調子よく使うためには、定期的な交換が必要です。
素朴な疑問！ 交換周期はどれくらいが適正なのか？
これまでクルマを購入した時に、5千キロもしくは半年周期でエンジンオイルを交換して下さい。と言われて、そんなもんかと何も考えずにエンジンオイルを交換して来ました。フィルタはオイル交換2回に1回は交換して下さい。と言われて交換して来ました。
が、もう一度原点に返って調べてみました
標準交換時期（トヨタ公式HP（ディーゼル車））
トヨタのHPでは、下記のように記載されています。
- オイル交換・標準交換時期：5,000km～20,000km、または半年～1年
- オイルフィルター・標準交換時期：10,000km～20,000km
結構幅がありますね。
これは、次のシビアコンディションの場合を考慮して設定しているのでしょう。
シビアコンディションの場合
一般的にレジャー中心のキャンピングカーは、シビアコンディションに該当する場合は少ないのではないでしょうか。こちらも幅が結構ありますが、シビアコンディションでも程度があるのでしょう。
- オイル交換・シビアコンディション：2,500km～10,000km、または3ヶ月～半年
- オイルフィルター・シビアコンディション：5,000km～10,000km
※シビアコンディションとは？
- 悪路走行が多い（凸凹道、雪道、未舗装道路の走行が多い
- 走行距離が多い（20,000km/年以上）
- 山道など上り下りの頻繁な走行
取扱説明書
カムロードの取扱説明書には、下記の記載がありました。
これは、注意事項として記載されており、超えてはいけない条件だと思います。
- エンジンオイルは必ず約20,000kmごと（ただし12ヶ月をこえないこと）
- オイルフィルターは必ず約20,000kmごとに交換してください。
ベストなオイル交換時期の結論
これまで、オイル交換は半年ごと、2回に１回はフィルターを交換することを、根拠なく行なっていましたが、これはシビアコンディションに該当する場合と同様です。
標準交換周期と考えると、
車検（24ヶ月）は、点検・整備の点から、オイルとフィルタを交換
車検の12ヶ月前は、走行距離が1.2万キロとなり、
- オイルは、走行距離は問題ないが、時期が上限の12ヶ月なので交換
- フィルタは、車検までだと走行距離が2万キロを超えるので、このタイミングで交換
結論としては、年間走行距離が、10,000km以上20,000km以下の場合は、
「オイルとフィルターを１年に１回同時に交換する」が適切であるとなります。
どこで交換するのが良いのでしょうか？
オイル交換には、カー用品店や整備工場などと、トヨタディーラの2つの選択肢があると思います。大きくこの2つの選択肢についてご紹介したいと思います。
１．カー用品店・整備工場など
カムロードのディーゼル車のフィルタを含むオイル交換には、7Lのオイルが必要となります。オイルの計り売りをしてくれる整備工場もあると思いますが、オートバックスやイエローハットなどのカー用品店では４L缶で販売していると思います。この場合、4L缶を２缶購入することになりますが、毎回1Lを捨ててしまうことなります。
料金は、オイル4L缶×２＋フィルタ＋工賃（廃油含）で1.1万円が相場だと思います。
２．ディーラー
トヨタディーラでは、オイルボトルキープを実施している所も存在します。
ボトルキープとは、20Lオイルを一括で購入し、使用する量をキープオイルから引いていくシステムです。キープオイルが足りなくなった場合は、継続してボトルキープを購入するか、不足分のオイル代のみ別途通常価格で購入するかを選択できます。
オイルボトルキープには下記のお得が付いてきます
- オイル代がお得（20L：18,260円税込）
- 工賃、廃油代などが全てオイル代に含まれる
- フィルターの交換がお得（1,980円税込）
一回のオイル交換で、7Lのオイルを使用しますので、約3回使用することができます。
料金は、オイル7L＋フィルタ＋工賃（廃油含）で約8,400円／回です。
【参考】カムロードの取扱はトラックを取扱っているトヨタ店、トヨペット店での対応となります。また、関東では、群馬、栃木、茨城、千葉、埼玉、神奈川では、ボトルキープを行なっていません。
トヨタモビリティ東京では取り扱っていますが、年々このサービスは終了に向かっている気配がしますし、ガソリン車だけになっているケースもありますので、ディーラに確認して下さい。
３．DIY
私も過去DIYでエンジンオイル交換をしていましたが、乗用車以外はやる気になれずにお店にお願いをしています。参考までに価格を調べてみると、意外とコストが掛かりますね。
- エンジンオイル：4L×2＝10,254円
- フィルタ：90915-20003 1,119円
- 廃油処理箱：カクイ 廃油処理パック 8L 1,234
- 合計：12,607円
ざっくり概算ですが、一番高くついてしまいますので、やはりお店に任せます。
クレコ家のオイル交換
以上のような理由から、現在クレコ家のキャンピングカーのオイル交換は、モビリティ東京にてボトルチャージでの交換を行なっています。（金額は上記ディーラ料金）
今まではオイル交換を半年に１回行なっていましたが、これからは年１回にし、その際フィルタ交換も一緒に行います。
トヨタモビリティ東京がボトルキープを続けてくれている間は、このままお願いする予定。
今後もし東京もボトルキープが無くなってしまった時は、また改めて検討したいと思います。
まとめ
年々新車販売価格は上昇し、中古車販売価格も高止まりしている状況の中、これからは愛車を大事にして長く乗っていこうと考えている方も多くなっていると思います。
愛車のメンテナンス代表といえば、エンジンオイルの交換です。
既成概念に囚われることなく、もう一度オイル交換について整理をした結果、年に1度オイルとフィルタを同時に交換することがベストではないかとの結論に至りいました。
色々とお金がかかるキャンピングカーですから、節約したお金を有効活用して、気持ちよく愛車を乗っていきたいと思います。
この記事が皆様にとって、少しでも参考になれば幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
