キャンピングカーで便利＆災害時も！　水不要、臭わず清潔トイレ　ラップポン！！

こんにちは　アキです。

近年　人気が急上昇のキャンピングカー

家族やペットと楽しく快適な旅をしたい　災害時にはプライベート空間を確保して大切な家族を守りたい

様々な理由があると思います

そんなキャンピングカー車内の快適化で　意見が大きく分かれるのがトイレ問題

車内にトイレを設置するかしないかは　皆さん一度は検討しているのではないでしょうか？

トイレが近い・夜のトイレ1人で行くのが怖い、面倒　と思っている

年齢を重ね　若い時は全く起きなかったのに　最近夜トイレに起きるようになった

アラフィフ夫婦の私たちはキャンピングカーにトイレがあると　楽しい旅と災害時の安心感が得られると考えています

しかし　トイレといってもポータブル、カセット、ラップ式など種類は様々

クレコ家は　使用前使用後の処理の手間・毎回使用する訳では無く、非常用としての使用目的・でも非常時すぐに使用可能　という３つのポイントからラップポンを選択

そして検討した結果　ラップ式トイレ「ラップポン・ブリオ」を選択し購入しました

購入に至った経緯（検討内容）を紹介

キャンピングカー　トイレ問題解決の一助になればと思います

ラップ式トイレとは

ラップ式トイレといえばラップポン

日本セーフティの商品名でもあるラップポンは2005年に誕生　

ラップ式トイレのデファクトスタンダードと言えます

ラップポンとは

「水を使わず　臭いも漏らさず　排泄物等を密封して微生物（細菌）も遮断する新しいラップシステム」のことです

このシステムで排泄物や使用済みオムツなどの「汚物」を密封個包装することで　空間を汚さずに衛生的に　かつ汚物に接触する事なく簡単に汚物処理が出来ます

また密閉が可能なことから汚物を介した感染症の予防にも役立ちます

＜出典：日本セーフティ　https://wrappon.com/about > >

ラップポンは水を使わず　熱圧縮によって排泄物を1回毎にラップし　個包装して密封

これにより一般ゴミとして捨てる事が可能になります

近年　災害時の対応や　キャンピングカー人気もあり　ラップポンも介護中心から領域を広げ　用途に合わせた種類が増加しています

ラップ式トイレ　ラップポンの種類

ラップポンのラインナップは以下の通り

１　介護用（ラップポン・ブリオ(S)/IC、ラップポン・プリート(S)/IC）

部屋に設置することが前提になるので　空間に馴染むように木製の家具調で製作

ブリオはスタンダードモデル

プリートは　トイレットペーパーホルダーや肘の跳ね上げ、取り外し、キャスター、緊急袋などより介護に特化した機能が充実

ICは　停電時を想定した専用のモバイルバッテリーに対応

２　災害用（ラップポン・トレッカーWTー４(S)）

トレッカーは災害用に特化したモデル

電源は　AC100V/専用バッテリー/DC12Vに対応　どのような場面でも動作可能

アルミボディを採用したトランク型は12kgと軽量で持ち運びを意識したモデル

災害用トイレとして民間企業・官公庁・自治体などに累計10,000台以上が導入され　キャンピングカーに多く採用されています

３災害用・コンパクト（ラップポン・SHー１、ラップポン・PHー１）

ラップ方式を手動にし　フィルム交換を１回ごとに行うなど機能を限定して　価格を抑え　コンパクトと軽量化を図ったモデル

モデルの違いは胴体部分の材質の違い

SH-1はプラスチックダンボール　胴体部分がオプション販売されている為　耐久性は不明

PH-1はポリプロピレン　SH-1よりは耐久性が高い

１　重量

重量はタイヤのバースト、下りブレーキの負荷、ガソリンの燃費など影響が大きいのでなるべく　抑えたい箇所です

やはり介護用ブリオは重い　（背もたれ＋手すりを外し−2.5kg）

トレッカーはアルミ素材採用で軽量化に成功

２　電源

マルチルームにラップポンを設置する場合　電源の設置が必要です　

AC100Vは全種類に標準装備されている為　100Vコンセント設置が妥当だと思われます

品名	ブリオ	トレッカー	SHー1	PFー1
AC100V	○	○	○	○
DC12V	ー	△	△	△
バッテリー	△	△	△	△
評価	○	◎	◎	◎

○：標準　△：オプション　ー：なし

更に電源を確保するには　別途専用部品が必要

ハンディバッテリー（別売り）　ブリオ・トレッカー対応　￥28,600（税込）

ハンディバッテリー（別売り）　SH-1・PF-1対応　￥17,600（税込）

DCケーブル（別売り）　トレッカー・SHー１・PFー１対応　￥12,100（税込）

３　導入価格（2022年11月現在）

販売価格はやはりトレッカーが高く　ブリオの1.65倍

ブリオは介護用品カテゴリーという事もあり　値引きがあり　定価より安価で購入可能

ポイントなどを上手く使えば　更に安価購入も可能（クレコ家は楽天の買い周りで購入）

トレッカーを始めSH-1、PH-1は災害用品カテゴリーだから？か定価販売のみ

展示会などで聞いてみても「定価販売しか出来ない」との答えです

品名	ブリオ	トレッカー	SHー１	PFー１
定価	106,700	176,000	25,300	46,200
実態価格	100,000前後	176,000	25,300	46,200
評価	○	△	◎	◎

SH−１は2023年1月より￥29,700に値上げ予定（HPより）

ブリオ販売価格は　クレコ家が購入した2022年３月時より　現在１万円程度価格が上昇傾向

昨今の状況から見て　今後も更に価格上昇が懸念されます

SHー1のみになりますが　岩手県花巻市のふるさと納税返礼品として出ています（2023年1月現在）

ふるさと納税をされている方は　寄付金額85,000円でラップポンSHー1が　実質2,000円ですので　寄付控除額範囲内の方はかなりお得に手に入れられると思います（下記SHー1商品 楽天・Yahooをクリックすると出てきます　Amazonはありません）

4　ランニングコスト

ラップポンの消耗品は凝固剤とフィルムカセットです

凝固剤は個包装のカタメルポリマーとスコップ１杯入れるカタメルサーT3と２種類

カタメルポリマーは材質は高吸収性樹脂（50回分1,265円　25円/1回）

カタメルサーT3の材質は再生パルプ（60回分1,210円　20円/1回）

フィルムは３種類　ブリオはカセット式　トレッカーはロール式　で価格は一緒ですが形状が異なります

品名	ブリオ	トレッカー	SHー１	PFー１
BOSタイプ５０回	4,400円	4,400円	ー	ー	88円/回　＋25円
タイプ３　６０回	2,420円	ー	ー	ー	40.3円/回＋20円
手動タイプ３０回	ー	ー	4,950円	4,950円	165円/回
評価	◎	○	△	△

タイプ３はブリオのみ　毎日の使用に最適なタイプ　リーズナブルだが防臭効果は不明

現在はBOSタイプを使用していますが　こちらも一度試してみたい（次回購入予定）　

許容範囲の匂いであればランニングコストはかなり削減になります

キャンピングカーに最適なラップ式トイレは？？

上記の情報を基に　クレコ家の使用スタイルを加味した結果　ラップポンブリオ　を購入

現在はフィルムはBOS＋カタメルサーを使用しています

納車前にオプション（約２万円）でマルチルームにコンセントを設置

12Vの方がインバーターを使用しないので効率が良いと思いますが　ブリオは電源ON／OFFスイッチが付いていない為ずっと　給電された状態になるので注意が必要です

100Vであれば　使用時のみインバーターをONにする事で上記は防止出来ます

キャンピングカーには鉛サブバッテリー３個とインバーターが設置されているので　100V以外が必要なケースは無いと思われます

またサブバッテリーの電圧が低下した時には　エボリューションシステムによって　アイドリングでも急速充電が可能な為　災害時にも対応出来るものと考えます

これはあくまで　クレコ家の場合です

金銭的に余裕があり　あらゆる事態を想定し備えたい慎重派の方は　トレッカー

災害時のみの限定使用を考えている方には　SHー１やPHー１

それぞれのご家庭に合った物がベストだと思います

最初は背もたれ・肘掛けを付けて使用（前写真）　後日不要と判断し撤去　ー2.5kg軽量化

脚の高さ調整部品は　私の身長からそのまま付けて使用しています（外せば更に軽量化可能）

これは使用してから分かったブリオの良さですが　トレッカーは使用時アルミの蓋を取り横に置く必要があります

ブリオは座椅子のようなクッションを持ち上げるだけ　ワンタッチで使用可能です

ただ　元が介護用品なので自己責任での設置　

キャンピングカーの振動などにどれだけの耐久性があるか　これから検証していきたいと思います

現在設置して８ヶ月　素晴らしく快適です

1番最初使用する時　少し勇気が入りますが　その後は最初から付けておけば良かったと思うほどに　付けて良かった物の1つです

天気を気にせずトイレを気にせず　楽しくお酒を頂ける幸せを満喫しながら　旅をしております

最後までお読み頂き　ありがとうございます